思い出の場所
おばあちゃんの家が
ほかの人のものになる。
おばあちゃんのものが
また、ひとつ、なくなる。
あの土地とのご縁も終わる。
約31年間で行った回数、過ごした時間は
多くはないけれど、
思いを馳せる場所が減る、なくなるのは
さみしい。
あそこはおばあちゃんの「いる」
場所だったから、
おばあちゃんの物で溢れていたから。
おばあちゃんの家から
ウチに持ってきた物たちも
すでにおばあちゃんの物ではなくて
私たちの物になっている。
おばあちゃん 元気かな。
おばあちゃん 自由になって、楽しんでる?
おばあちゃん いつも、ありがとうね。
彩
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