鎧と鱗
わたしは長い間、全身に鎧をみに纏い生きてきた。
どこから「敵」が来ても良いように。
油断すると首を狙わられると
思っていた。
(実際に首を絞められる夢を
子どもの頃何回かみていた)
外からの攻撃もそうだが
自分自身の言動に対しても
(自分が思い込んでる)タブーを
内から外へ出さないように
見せないように
隠すためにも
必要だった、鎧。
怯えながら生きる私を
強くみせるものでもあった。
この半年、ケアを重ね
鎧の出番はすごく減った。
(寒いのは苦手なので冬は分厚いダウンと
ネックボアで身を守っていたw)
じゃあ、今は何かというと鱗だ。
(まだ、もう少し身を守らせてください🙏w)
鱗は魚自身にはあって当然なものだが
わたしがみにまとう鱗は
今まで生きてきた中で受けた傷や
日々受けた傷を守るため。
そこに傷があることにも気づかず
傷口がとりあえず、鱗で覆われている。
生活の中で、人との関わりの中で
ここに傷があったんだ。
傷を塞ぎ込んでいたんだと気づくことが
増えてきた。
気づいた瞬間に、その鱗がポロっととれて
傷が回復するところもあれば
気づいても剥がれない頑丈なものもある。
無理には剥がさず。剥がれる時を待つ。
まあ、その傷、鱗が剥がれなくても
楽しく生きていけるのだ。
(あ、気づかなくても勝手に剥がれていく
鱗もあるんだったわ!🥰)
ファンタジー的な表現をすると
人魚の鱗がポロポロと取れて
人間の足が見えてきて、
人(本来の自分)として
歩けるようになっていけるイメージ🪸✨
(伝わります?w)
今のわたしはそのような感覚で
生きております♡
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